アルセーヌ・ウーセイ Arsene Houssaye

アルセーヌ・ウーセイ Arsene Houssaye

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号：
74
撮影日：
2011/01/18
クレジット：
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー：
人物（今日の人々）

アルセーヌ・ウーセイ（1815-1896）はフランスの作家・ジャーナリスト・編集者。本名をアルセーヌ・ウーセ（Arsene Housset）という。若くして一世代上のゴーティエ、ネルヴァルらのロマン派詩人と親しみ、ドワイエネ街でボエーム生活を送った。1843年に「アルティスト」誌の編集長となり、テオドール・ド・バンヴィル、アンリ・ミュルジェール、シャルル・モンスレ、シャンフルーリ、それにボードレールなどの若手を起用し、彼らを文壇デビューさせた。1849年から1856年まで、愛人だったラシェルのおかげでコメディ・フランセーズの支配人となり、 ユゴー、デュマ、ミュッセなどのロマン派劇を上演して、コメディ・フランセーズに一時代を築いた。不動産投機の才に長け、現在のフリートラント大通りにある地所に大邸宅を造営し、ラシェルからサラ・ベルナールに至る女優たちや高級娼婦たちを招いては連日連夜の饗宴を開いた。ボードレールは『パリの憂鬱』を「プレス」編集長だった彼に捧げている。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ(今日の人々)』 Les Hommes d'aujourd'hui(1878-1899) 第74号 発行者・サンカルブル 発行日・記載なし 画・アンドレ・ジル。 文・ピエール＆ポール

サイズ・解像度

データ解像度：
350dpi
データサイズ：
33.92 MB
ピクセル数：
2894x4093

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