レオ・タクシル Leo Taxil

レオ・タクシル Leo Taxil

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
71
撮影日:
2011/01/18
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

レオ・タクシル(1854-1907)はフランスの作家。本名をマリ・ジョゼフ・ガブリエル・アントワーヌ・ジョガン=パジェという。王党派でカトリックの両親によりイエズス会系の感化院に送られたことから強烈な反教会意識を抱くようになり、長じてジャーナリストに投ずると、スキャンダラスな反教会主義の著作や新聞を世に問うて大衆の喝采を得たが、反教会ブームが下火となるや、一転してローマに巡礼し、教皇レオ十三世の赦免を得た。すると、反フリーメイスン運動に乗り出し、フリーメイスンを悪魔主義の反社会的団体であるとする著作をシャルル・アックと組んで「バタイユ博士」の名で連発したが、最後に、フリーメイスンの大魔王として断罪したダイアナ・ヴォーガンなる人物はまったくの創作であることを講演会で明かして聴衆を唖然とさせた。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ(今日の人々)』 Les Hommes d'aujourd'hui(1878-1899) 第71号 発行者・サンカルブル 発行日・記載なし 画・アンドレ・ジル。 文・ピエール&ポール

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

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