エドモン・ロスタン Edmond Rostand

エドモン・ロスタン Edmond Rostand

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)NOEMA INC.JAPAN

写真情報

作品番号:
700
撮影日:
2011/10/24
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

エドモン・ロスタン(1868-1918)はフランスの劇作家。マルセイユ市長を先祖に持つ地元の名家に生まれる。パリで法学を修め弁護士となるが、文学で身を立てることを決意する。ルコント・ド・リールを師に、またジュール・ルナールを友人とするなど環境に恵まれ、いくつかの佳作で劇作家としての才能も評価されていたが比較的地味な存在に留まっていた。しかし1897年の『シラノ・ド・ベルジュラック』Cyrano de Bergerac が空前の成功を収め、上演初日にレジオン・ドヌール勲章が確約されたばかりでなく、早くも1901年にはアカデミー・フランセーズ会員となった。その後も『鷲の子』L'Aiglon、『シャントクレール』Chantecler といった意欲作を世に問うたが、世間的にも、また後世の目からも『シラノ』一作の作家として捉えられた。晩年に離婚したが、妻のロズモンド・ジェラール Rosemonde Gerard (1871-1953) も詩人である。また二人の間に生まれた長男モーリス Maurice Rostand (1891-1968) は作家となり、次男ジャン Jean Rostand (1894-1977) は高名な生物学者・著述家となって父親と同じくアカデミー・フランセーズに入会した。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第465号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・アドリアン・ウルスー 文・シャルル・ドノ
Edmond Rostand, dramaturge francais (1868-1918).
Edmond Rostand, dramaturge français (1868-1918).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
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