ヴィクトリアン・サルドゥ Victorien Sardou

ヴィクトリアン・サルドゥ Victorien Sardou

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)NOEMA INC.JAPAN

写真情報

作品番号:
675
撮影日:
2011/10/24
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

ヴィクトリアン・サルドゥ(1831-1908)はフランスの劇作家。パリに生まれ、父親は辞書の編纂をはじめ多くの著作を残した教育学者であった。医学の勉強を中途で諦め、文学者として身を立てようと志すが、戯曲が上演されるには至らず苦難の日々を送った。さらに腸チフスに罹患し生死の境をさまよい、隣人の舞台女優の献身的な看病によって一命を取り留める。さらにその舞台女優の好意で大女優デジャゼ Virginie Dejazet (1798-1875) に紹介され、その庇護のもとでようやく表舞台にデビューを飾った。看病してくれた舞台女優はのちに彼の妻となっている。サルドゥの戯曲はたちまち好評を博し、小デュマ(『レ・ゾム・ドージュールデュイ』254号参照)、オージエ(同251号参照)と並び立つ、第二帝政期を代表する劇作家となった。その後も作風の幅を広げ、たびたび社会問題を題材としたほか、晩年は歴史に多く想を汲んでいる。1877年にアカデミー・フランセーズ会員に選ばれた。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第446号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・リュック(ルーケ) 文・ピエール&ポール
Victorien Sardou, dramaturge francais (1831-1908).
Victorien Sardou, dramaturge français (1831-1908).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

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