モーリス・メーテルランク Maurice Maeterlinck

モーリス・メーテルランク Maurice Maeterlinck

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)NOEMA INC.JAPAN

写真情報

作品番号:
663
撮影日:
2011/10/24
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

モーリス・メーテルランク(1862-1949)はベルギーの作家。日本では「メーテルリンク」と長らく表記されてきたが、発音はフラマン語で「マーテルリンク」、フランス語で「メーテルランク」に近い。フラマン語圏であるベルギーのヘント(ゲント、ガン)に生まれる。家庭ではフランス語を話し文学活動もフランス語でおこなったが、フラマン語にも長けており弁護士の資格を得るとフラマン語で法廷に立つこともあった。1889年に戯曲『マレーヌ姫』La Princesse Maleine が批評家オクターヴ・ミルボー Octave Mirbeau (1848-1917) によって「シェークスピアを凌ぐ」とまで激賞され、瞬く間に「ベルギー象徴派」の旗手として名声を勝ち得た。『ペレアスとメリザンド』Pelleas et Melisande や『青い鳥』L'Oiseau bleu に代表される戯曲や、昆虫の観察に基づくエッセーなどを発表し、その間1911年にはノーベル文学賞を受けている。初期の作品には病的な幻想性があったが、実際の作者は豊かな体格と快活な性格を持ち、初対面の人物をしばしば驚かせたという。自転車とボクシングを趣味として、美貌の女優ジョルジェット・ルブラン Georgette Leblanc (1875-1941) (『ルパン』の作者モーリス・ルブラン Maurice Leblanc (1864-1941) の妹)を長年の愛人としていたことでも知られる。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第434号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・シャルル・ドゥードゥレ 文・カミーユ・モークレール
Maurice Maeterlinck, ecrivain belge (1862-2949).
Maurice Maeterlinck, écrivain belge (1862-2949).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
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