エミール・ヴェルハーレン Emile Verhaeren

エミール・ヴェルハーレン Emile Verhaeren

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)NOEMA INC.JAPAN

写真情報

作品番号:
660
撮影日:
2011/10/24
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

エミール・ヴェルハーレン(1855-1916)はベルギーの詩人。ベルギー北部のフランデレン地方に生まれる。Hの音を発音しないフランスでは「ヴェラーレン」と発音されることが多いが、フラマン語の読みは「ヴェルハーレン」に近い。フランス語で創作活動をおこない、1881年に先進的な文学雑誌『若いベルギー』La Jeune Belgique に参加する。1883年の処女詩集の発表以降、旺盛な創作活動でベルギー象徴派を代表する詩人として国際的な名声を得た。詩風は社会主義的・平和主義的であり、第一次世界大戦中は母国を蹂躙するドイツを嫌悪し、反戦的かつ愛国的な作品を発表し続けた。日本では高村光太郎がヴェルハーレンの詩を愛好し、長年にわたって翻訳を試みたことで知られる。この号で肖像を描いているテオ・ファン・レイセルベルヘ Theo Van Rysselberghe (1862-1926) は同じくベルギー出身の画家であり、点描画法を用いた作品で知られる。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第431号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・テオ・ファン・レイセルベルヘ 文・フランシス・ヴィエレ=グリファン
Emile Verhaeren, poete belge (1855-1916).
Emile Verhaeren, poète belge (1855-1916).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

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