ローラン・タイヤード Laurent Tailhade

ローラン・タイヤード Laurent Tailhade

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号：
615
撮影日：
2011/09/29
クレジット：
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー：
人物（今日の人々）

ローラン・タイヤード(1854-1919)はフランスの作家。南仏タルブに生まれる。1880年に高踏派の牙城であったルメール書店から詩集を刊行し文壇にデビューする。最初の妻を亡くした1883年からしばらくパリに住み、モンマルトルを中心に数々の文学サークルに顔を出す。再婚、離婚を経て1888年からパリに定住、『デカダン』Le Decadent 『プリューム』La Plume といったデカダン派・象徴派の雑誌に寄稿する。1893年、アナーキスト運動に同調を示す論説を発表した直後に自分自身が無差別爆弾テロに巻き込まれ、片目を失うという皮肉な出来事があった。しかしこの事件によっても元来の主張を変えず、硬骨の言論人としての名を高めた。たびたび決闘をおこなった血気盛んな人物としても知られ、その回数は生涯で30回に及ぶという。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』（今日の人々）Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第391号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・シャルル・レアンドル 文・シャルル・ヴィニエ
Laurent Tailhade, ecrivain francais (1854-1919).
Laurent Tailhade, écrivain français (1854-1919).
文責：鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度：
350dpi
データサイズ：
33.92 MB
ピクセル数：
2894x4093

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