イポリット・ビュフノワール Hippolyte Buffenoir

イポリット・ビュフノワール Hippolyte Buffenoir

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号：
602
撮影日：
2011/09/29
クレジット：
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー：
人物（今日の人々）

イポリット・ビュフノワール(1847-1928)はフランスの作家。ディジョンの南に位置する小村ヴージョ Vougeot で庭師の一人息子として自然に囲まれて育つ。地元で歴史の教師をしていたが、1873年以降パリに出て、高踏派の詩人たちと交わり詩集を刊行する。新聞・雑誌への寄稿を中心とした目立たない文筆活動を続けていたが、1880年代末からジャン＝ジャック・ルソーの熱烈な信奉者として知られるようになる。複数の評伝や概説書も著し、未刊資料の刊行にも力を注ぐなど、その後半生をルソーに捧げた。1889年に発表した小説『ロンクロル議員』Le Depute Ronquerolle でも主人公がルソーの墓に詣でる場面が重要な意味を持つ。晩年まで旺盛に活動し、18世紀の歴史に関する多くの著作と、パリに出てからの人生を回顧した自伝を残している。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』（今日の人々）Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第378号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・エミール・コール 文・ピエール＆ポール
Hippolyte Buffenoir, ecrivain francais (1847-1928).
Hippolyte Buffenoir, écrivain français (1847-1928).
文責：鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度：
350dpi
データサイズ：
33.92 MB
ピクセル数：
2894x4093

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