シャルル・ル・ゴフィック Charles Le Goffic

シャルル・ル・ゴフィック Charles Le Goffic

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
599
撮影日:
2011/09/29
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

シャルル・ル・ゴフィック(1863-1932)はフランスの作家。ブルターニュ地方のラニオンに生まれる。大学教授資格を得て各地の学校で教鞭を執ったのち文学に専念する。愛郷心、愛国心に溢れ、シャルル・モーラス(この『レ・ゾム・ドージュールデュイ』でル・ゴフィックの紹介文を担当している)の影響を受けて国粋主義団体アクシオン・フランセーズにも協力した。著作はブルターニュへの愛情に貫かれており、地方言語であるブルトン語も完璧に話すことができたが、それを著作に用いることはなかった。「母国」ブルターニュの地方性を主張するために「他国」フランスの言語を用いざるをえないというジレンマに生きた人物と言える。ルナン(『レ・ゾム・ドージュールデュイ』250号参照)とともに、フランス語を司る機関であるアカデミー・フランセーズの会員となった数少ないブルターニュ出身の文学者である。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第375号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・ガストン・ヌーリ 文・シャルル・モーラス
Charles Le Goffic, ecrivain francais (1863-1932).
Charles Le Goffic, écrivain français (1863-1932).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

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