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シャルル・ド・マザド(1820-1893)はフランスの作家。ミディ=ピレネー地方のカステルサラザンに生まれる。詩人として出発し、1844年にマザラン図書館の司書の地位を得る。雑誌『両世界評論』La Revue des Deux Mondes で主に政治評論を担当した。その一方、1857年にミュッセが死去した際の追悼記事では、当時軽視されていた作家に文学史的観点から高い評価を与えた。同様の態度によってラマルティーヌの伝記も残している。歴史と政治の双方を扱った著作を多く残し、1882年にアカデミー・フランセーズ会員に選ばれている。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第352号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・リュック(ルーケ) 文・ピエール&ポール
Charles de Mazade, ecrivain francais (1820-1893).
Charles de Mazade, écrivain français (1820-1893).
文責:鹿島茂/倉方健作