鹿島茂コレクション｜18,19世紀の古書・版画のストックフォト | NOEMA Images Archives

写真情報

作品番号：

575

撮影日：

2011/09/29

クレジット：

©NOEMA INC.JAPAN

カテゴリー：

人物（今日の人々）

ギュスターヴ・エッフェル(1832-1923)はフランスの技師、実業家。ディジョンに生まれる。鉄骨構造を用いた建築を得意とし、26歳の若さでボルドーに500メートルにおよぶ鉄道橋を建設する作業の指揮を執った。1866年に会社を設立して大規模な工事を受注、モーリス・ケクラン Maurice Koechlin (1856-1946) をはじめとする有能な社員にも恵まれた。1887年から1889年にかけて、彼の名を不朽のものとするエッフェル塔が建てられたが、これも実質的な作業はケクランらが担当した。1893年にパナマ運河建設に関わる疑獄事件に巻き込まれ20000フランの罰金刑を受け（のちに判決が覆り無罪）、その後は気象学や空気力学の科学的研究に専念した。作り上げた数々の巨大建造物の傍らで、彼自身の身長は150センチ前後であり、非常に小柄な人物であった。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』（今日の人々）Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第351号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・リュック（ルーケ） 文・ピエール＆ポール
Gustave Eiffel, ingenieur et industriel francais (1832-1923).
Gustave Eiffel, ingénieur et industriel francçais (1832-1923).
文責：鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度：

350dpi

データサイズ：

33.92 MB

ピクセル数：

2894x4093

お見積り