ジュアン・サラザン Jehan Sarrazin

ジュアン・サラザン Jehan Sarrazin

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号：
547
撮影日：
2011/09/29
クレジット：
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー：
人物（今日の人々）

ジュアン・サラザン(1863-1905)はフランスの詩人。リヨンに生まれる。父親ジャン・サラザン Jean Sarrazin (1833-1914) はリヨンで食事中の客にオリーヴと自作の詩を売ったり、檻に入ってライオンに詩を朗読するなどの奇行で知られる詩人であった。同じく詩人となった息子は「サラザン・ジュニア」Sarrazin junior とも呼ばれ、父にならって詩篇とオリーヴを売り歩いた。その後パリに来てモンマルトルの詩人たちと交わり、1888年からは「シャ・ノワール（黒猫）」Chat Noir に対抗するキャバレー「ディヴァン・ジャポネ」Divan japonais（トゥールーズ＝ロートレックによる広告で知られる）を経営した。しかしイヴェット・ギルベールYvette Guilbert が同店を去ったことなどから1892年にサラザンは店を手放し、その後はリヨンに戻って没したという。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』（今日の人々）Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第328号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・G．オリオル 文・サン＝ヴァルリ
Jehan Sarrazin, poete francais (1863-1905).
Jehan Sarrazin, poète français (1863-1905).
文責：鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度：
350dpi
データサイズ：
33.92 MB
ピクセル数：
2894x4093

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