ジュール・ラフォルグ Jules Laforgue

ジュール・ラフォルグ Jules Laforgue

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
516
撮影日:
2011/09/27
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

ジュール・ラフォルグ(1860-1887)はフランスの詩人。ウルグアイのモンテヴィデオに生まれた。父の故郷であるタルブ、次いでパリで学んだのちに文学者たちと交流する。1881年以降プロシア皇妃の家庭教師としてベルリンに滞在し、その間1885年に『嘆きぶし』Les Complaintesをフランスで発表した。詩の規則にとらわれず個人の内的な律動に従う「自由詩」を開拓し、その形式で傑作を残したほぼ唯一の詩人である。詩人の実の兄、エミール・ラフォルグがカリカチュアを描いて『レ・ゾム・ドージュールデュイ』で紹介されてほどなく、1887年の夏に27歳の若さでパリで没した。その詩はT.S.エリオット、エズラ・パウンドら20世紀のモダニズムを牽引するイギリス詩人に影響を与えた。日本においては吉田健一が愛好し、その作品を翻訳したことでも知られる。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第298号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・エミール・ラフォルグ 文・ギュスターヴ・カーン
Jules Laforgue, poete francais (1860-1887).
Jules Laforgue, poète français (1860-1887).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

お見積り

利用目的:

利用目的は料金表をよくご覧ください。

解像度:
料金:
円(税込)