ポール・ブールジェ Paul Bourget

ポール・ブールジェ Paul Bourget

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
503
撮影日:
2011/09/27
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

ポール・ブールジェ(1852-1935)はフランスの作家。アミアンに生まれ、パリに出て文学者と交わった。詩人としてデビューしたのち、1885年刊行の『現代心理論集』で世紀末の「デカダンス」を最初に理論化し、精緻な批評家として認知された。その後は同時代の風俗、特に社交界における男女関係の心理を描く多くの小説で評価を固めた。1894年にアカデミー会員となり、保守派の論客として文学・思想・宗教・政治に至るまで大きな影響力を保ったが、第一次世界大戦後はその硬直した保守性によって時流から遠ざけられた。ジッドはブールジェを「時代とともに消える作家」と見做したが、今日もなおその業績が過小評価されている観がある。小説、批評の他、頻繁な国外への旅行から結実した優れた紀行文の書き手としても知られる。かつては日本でも多くの作品が翻訳で読まれた。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第285号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・エミール・コール 文・ジュール・ラフォルグ
Paul Bourget, ecrivain francais (1852-1935).
Paul Bourget, écrivain français (1852-1935).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

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