ジャン・リシュパン Jean Richepin

ジャン・リシュパン Jean Richepin

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
498
撮影日:
2011/09/27
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

ジャン・リシュパン(1849-1926)はフランスの文学者。アルジェリアに生まれる。作文を得意とする秀才であり、1868年に難関のパリ高等師範学校に入学した。2年後に文学士となるが、学究の道に進むことなく放浪生活を送る。やがてカルティエ・ラタンに居付き、奇矯な言動と才気で頭角をあらわした。1876年に初の詩集『浮浪人の歌』Chanson des Gueuxを上梓するが、俗語を用いて下層生活を赤裸々に語った内容から、風俗壊乱の罪で起訴される。このためリシュパンは1ヶ月を牢で過ごすことになったが、その埋め合わせとして余りある名声を勝ち得た。その後1908年にはアカデミー・フランセーズの会員に選出され、スキャンダラスなデビューを飾った異端の詩人はフランスきっての名士となった。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第280号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・コル=トック 文・ポール・ヴェルレーヌ
Jean Richepin, ecrivain francais (1849-1926).
Jean Richepin, écrivain français (1849-1926).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

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