フランソワ・カンロベール Francois Canrobert François Canrobert

フランソワ・カンロベール Francois Canrobert François Canrobert

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
471
撮影日:
2011/09/27
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

フランソワ・カンロベール(1809-1895)はフランスの軍人、政治家。ロット県に生まれる。彼の誕生時に既に55歳であった父親は、かつて旧体制下の軍人だった。サン=シール陸軍士官学校に進み、卒業後はアルジェリアを主な任地として昇進を重ね大佐となる。1850年にルイ=ナポレオン・ボナパルトによってフランスに呼び戻され、翌年のクー・デタに尽力、第二帝政下の陸軍における中心人物となる。クリミア戦争ののち1856年には19世紀生まれの軍人で初めて元帥となる。戦時にも「万事問題なし、カンロベール」と書類にサインしたという逸話が残り、軍人としてはときに楽天的に過ぎ、決断力に欠けたとされる。普仏戦争では敵軍に捕らえられ、数ヶ月の間捕虜となった。第三共和制下では上院議員を務め、ボナパルティスムの象徴として存在感を示した。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第253号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・コル=トック 文・ピエール&ポール
Francois Canrobert, millitaire et homme politique francais (1809-1895).
François Canrobert, millitaire et homme politique français (1809-1895).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

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