エティエンヌ・カルジャ Etienne Carjat

エティエンヌ・カルジャ Etienne Carjat

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
47
撮影日:
2011/01/18
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

エティエンヌ・カルジャ(1828-1906)はフランスの写真家・カリカチュリスト。庶民の出身で、多くの黎明期写真家と同じく、絵入り新聞のカリカチュリストとしてスタートし、カリカチュールを書くための補助手段としてピエール・プチから写真を学んだ。第二帝政期にはナダールと並ぶ有名写真家の仲間入りし、多くの肖像写真を残した。その中出一番有名なのがランボーの肖像写真。カルジャは一八六九年頃からアンドレ・ジル、テオドール・バンヴィル、ファンタン=ラトゥールらとグループを作っていたがあるときランボーと喧嘩になり、腕をサーベルで傷つけられた。その腹いせにランボーの写真のほとんどを廃棄したが、その中で一枚だけ奇跡的に生き残ったのがわれわれの知る一枚である。クールベの友人でパリメコミューンにも参加した。カリカチュールは自ら創刊した「ブールヴァール」「ディオジェーヌ」などに発表したものがほとんど。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ(今日の人々)』 Les Hommes d'aujourd'hui(1878-1899) 第47号 発行者・サンカルブル 発行日・記載なし 画・アンドレ・ジル。 文・ピエール&ポール

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

お見積り

利用目的:

利用目的は料金表をよくご覧ください。

解像度:
料金:
円(税込)