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エミール・オージエ(1820-1889)はフランスの詩人、劇作家。弁護士を父にヴァランスにうまれる。母方の祖父に小説家、劇作家であったギヨーム・ピゴー=ルブランGuillaume Pigault-Lebrun (1753-1835)を持つ。パリに出て1844年に戯曲で最初の成功を収め、早くも1857年にはアカデミー・フランセーズの会員となった。時代を代表する大作家とみなされ、没後の1890年代には生地ヴァランスには6メートルを越える巨大な像が建ち、パリのオデオン広場にもモニュメントが置かれた。しかしいずれもドイツ占領下で供出されてしまい現存しておらず、その名も作品も顧みられることが少ない。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第251号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・エミール・コール 文・ピエール&ポール
Emile Augier, poete et dramaturge francais (1820-1889).
Emile Augier, poète et dramaturge français (1820-1889).
文責:鹿島茂/倉方健作