フランソワ・コペ Francois Coppee François Coppée

フランソワ・コペ Francois Coppee François Coppée

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
461
撮影日:
2011/09/27
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

フランソワ・コペ(1842-1908)はフランスの詩人。パリで貧しい官吏の家庭に生まれ、高校を出ると彼自身も戦争省で働き始める。詩人としては高踏派に属した。1869年の初めての劇作品『通りがかりの人』Le Passantが大成功を収め、同世代では最も早く世間的な名声を勝ち得た。1884年にはアカデミー・フランセーズの会員となる。常に弱者の味方をし、平俗な調子でパリの日常を扱う作品は大衆に好まれたが、象徴派の詩人たちと比べた場合には極めて凡庸であり、今日顧みられることは少ない。ヴェルレーヌら同世代の詩人たちも、やっかみもあって当時からコペのパロディを競って製作していた。生涯独身であり、後半生は母代わりであった姉と二人暮らしを続けて、パリで没した。堀口大學の父・九萬一はコペとの会見記を書き残している。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第243号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・エミール・コール 文・ピエール&ポール
Francois Coppee, ecrivain francais (1842-1908).
Francois Coppée, écrivain français (1842-1908).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

お見積り

利用目的:

利用目的は料金表をよくご覧ください。

解像度:
料金:
円(税込)