ジュール・ボビヨ Jules Bobillot

ジュール・ボビヨ Jules Bobillot

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
460
撮影日:
2011/09/27
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

ジュール・ボビヨ(1860-1885)はフランスの軍人。パリに生まれ、ジャーナリストとして働いていたが20歳で軍隊に入る。清仏戦争では1884年末からのトゥエンクアン(現在のベトナム北部)包囲戦で、猛攻を仕掛ける敵軍に対して7人の工兵を率いた小隊の隊長として奮戦した。しかし翌年2月に重傷を負い、友軍の到着によって包囲が解かれたのちハノイの病院に搬送されるが、3月18日に没した。無名の人物の死はジャーナリズムに利用され、一夜にして彼は多大な犠牲を払いながら植民地帝国へと邁進するフランスの英雄となり、日本で言うところの「軍神」として称えられた。なお彼の遺骸がフランスに戻るのは1966年のことである。パリ13区を南北に貫く道は現在も彼の名を冠し、その途中の公園には胸像も置かれている。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第242号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・エミール・コール 文・ピエール&ポール
Jules Bobillot, millitaire francais (1860-1885).
Jules Bobillot, millitaire français (1860-1885).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

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