ルコント・ド・リール Leconte de Lisle

ルコント・ド・リール Leconte de Lisle

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
459
撮影日:
2011/09/27
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

ルコント・ド・リール(1818-1894)はフランスの詩人。本名はシャルル=マリー・ルコント・ド・リールだが、姓のみを筆名とした。インド洋に浮かぶブルボン島(現在のレユニオン島)に農園主の長男として生まれる。1860年代まで世間的にはほとんど無名に近い存在であったが、強烈なカリスマ性によって周囲に若手詩人が集まりはじめ、その中には後の象徴派詩人たちの姿もあった。感情を排し、自らの人生から詩想を汲むことも一切ない、神話と歴史を題材とした荘厳な詩篇で知られる。トレードマークの片眼鏡をかけたいかめしい顔つきから察せられるように、政治信条と宗教観も確固たるものであり、文学史家のティボーデは彼を「おそらくフランス唯一の、キリスト教を嫌悪した大詩人」と評した。1886年にはユゴーの後任としてアカデミー会員に選出されている。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第241号 発行者・レオン・ヴァニエ 発行日・記載なし 画・コル=トック 文・ポール・ヴェルレーヌ
Leconte de Lisle, poete francais (1818-1894).
Leconte de Lisle, poète français (1818-1894).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

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