ギヨーム・マイヤール Guillaume Maillard

ギヨーム・マイヤール Guillaume Maillard

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
208
撮影日:
2011/06/01
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(今日の人々)

ギヨーム・マイヤール(1823-1906)はフランスの政治家。弁護士の資格を得たのち、第二共和制の有力政治家アレクサンドル・ルドリュ=ロランAlexandre Ledru-Rollin (1807-1874)の秘書となる。1951年のルイ・ナポレオンのクー・デタに際しては反対運動に加わり、第二帝政下では多くの政治的裁判で弁護士として活躍する。1878年からのパリ市議を経て1885年から1889年まで下院議員を務めた。アンドレ・ジルのカリカチュアは「ヴァンセンヌ」と書かれた看板の立つ土地を掘るマイヤールの姿を描いている。これはパリから26キロ離れたメリー・シュル・オワーズMery-sur-Oiseに広大な墓地と、交通手段となる専用の鉄道路線を造成するというオスマンの計画にマイヤールが反対し、ならばヴァンセンヌの森に市民を埋葬するべきだと提言したことによる。オスマンとマイヤール、どちらの計画も実現しなかったことは言うまでもない。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第138号 発行者・サンカルブル 発行日・記載なし(1881年頃) 画・アンドレ・ジル 文・ピエール&ポール
Guillaume Maillard, avocat et homme politique francais (1823-1906).
Guillaume Maillard, avocat et homme politique français (1823-1906).
文責:鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
33.92 MB
ピクセル数:
2894x4093

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