Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)
アルフレッド・タランディエ(1822-1890)はフランスの政治家。ルイ・ナポレオン(のちのナポレオン3世)のクー・デタに際して反対運動を身を投じ、その結果懲役2年の刑を宣告されるとイギリスに渡って教師をしながら政治活動を継続した。フランスへの帰国後は1876年から1885年までセーヌ県選出の下院議員を務めた。強硬な左派として知られ、社会主義的・反強権主義的な数多くの提言を議会でおこなった。アンドレ・ジルのカリカチュアは、当時議会を二分した鉄道国有化論を背景にしている。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』(今日の人々)Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第132号 発行者・サンカルブル 発行日・記載なし(1881年頃) 画・アンドレ・ジル 文・ピエール&ポール
Alfred Talandier, homme politique francais (1822-1890).
Alfred Talandier, homme politique français (1822-1890).
文責:鹿島茂/倉方健作