アベル・オヴラック Abel Hovelacque

アベル・オヴラック Abel Hovelacque

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号：
198
撮影日：
2011/06/01
クレジット：
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー：
人物（今日の人々）

アベル・オヴラックはフランスの言語学者、人類学者(1843-1896)。ベルギー出身の言語学者オノレ・シャヴェHonore Chaveeに師事する。シャヴェが1867年にフランス最初の言語学専門誌『言語学・比較文献学誌』Revue de Linguistique et de Philologie compareeを創刊すると熱心な寄稿者となり、1869年から1874年までは同誌の編集も担当した。人種と言語に相関関係があると信じ、言語学を自然科学研究の一環として捉えた。パリ市議となった際には、女子修道院の土地を接収し、学校の用地に充てる計画を推進した。1889年から1894年までは下院議員を務め、選出区であるパリ13区には彼の名を冠した通りが現存する。アンドレ・ジルのカリカチュアは、修道院に「市有地」の札を掛けるオヴラックを描いている。
出典 週刊絵入り新聞『レ・ゾム・ドージュールデュイ』（今日の人々）Les Hommes d'aujourd'hui (1878-1899) 第128号 発行者・サンカルブル 発行日・記載なし（1881年頃） 画・アンドレ・ジル 文・ピエール＆ポール
Abel Hovelaque, linguiste et anthropologue francais (1843-1896).
Abel Hovelaque, linguiste et anthropologue français (1843-1896).
文責：鹿島茂/倉方健作

サイズ・解像度

データ解像度：
350dpi
データサイズ：
33.92 MB
ピクセル数：
2894x4093

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