鹿島茂コレクション｜18,19世紀の古書・版画のストックフォト | NOEMA Images Archives

写真情報

作品番号：

162

撮影日：

2011/01/19

クレジット：

©NOEMA INC.JAPAN

カテゴリー：

人物（王妃・王女・愛妾）

通称ラ・ヴァリエール嬢（1644-1710）、すなわちヴァリエール女公爵フランソワーズ・ルイーズ・ド・ラ・ボーム・ル・ブランはルイ十四世の愛姫。ルイ十四世は、男色家の弟フィリップ・ドルレアンの妻となったイギリス王女アンリエット・ダングルテールと禁じられた恋に落ちたが、そのことを宮廷人に悟られないように、アンリエット・ダングルテールの勧めで彼女の侍女の一人である田舎出の娘ルイーズ・ド・ラヴァリエールに言い寄っているふりをすることにした。ところが、運命のいたづらで、ルイ十四世は本当にこの少女に恋をしてしまった。そして、それまで不文律にすぎなかった公式愛姫を正式な法律に基づく制度として、ウ・ヴァリエール嬢をその第一号とした。しかし、モンテスパン夫人が現れ、太陽王の愛を独占しようと図ると、ラ・ヴァリエール嬢は見捨てられ、カルメル会修道女となり、三十六年間、修道院を一歩も出ることなく一生を終えた。
出展 『才能、地位、美しさによって有名なフランス女性のギャラリー 全身像』《Galerie Francaise de Femmes Célèbres par leurs talens, leur rang ou leur beaute. Portrais en pied》 発行地 パリ 発行者 ル・ロワ書店 発行年1841年 原画・ランテ 銅版・ガッティーヌ 文・ラ・メザンジェール

サイズ・解像度

データ解像度：

350dpi

データサイズ：

23.22 MB

ピクセル数：

2391x3393

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