ニノン・ド・ランクロ Ninon de l'Enclos

ニノン・ド・ランクロ Ninon de l'Enclos

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
155
撮影日:
2011/01/19
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(王妃・王女・愛妾)

ニノン・ド・ランクロ(1620-1705)、本名アンヌ・ド・ランクロはルイ十三世からルイ十四世の時代に生きた高級娼婦(クルティザーヌ)とされるが、実際には理財の才と文筆の才、それに美貌と才気で自活の道を探りながら独身を貫いたインテリ女性。トゥーレーヌ地方の貴族の娘として生まれたが、両親が早死にしたため、遺産を運用して一万リーヴルの年金を確保する。これを結婚せずに独身でいる「自由」の担保として、当代の最高の男たちと交際した。高級娼婦と呼ばれるのは、「交際」のさいに金やモノでのプレゼントを拒まなかったためである。マリオン・ド・ロルムと同じくマレ地区にサロンを開き、一流の文人たちを招いてはエスプリの真剣勝負を楽しんだ。
出展 『才能、地位、美しさによって有名なフランス女性のギャラリー 全身像』《Galerie Francaise de Femmes Célèbres par leurs talens, leur rang ou leur beaute. Portrais en pied》 発行地 パリ 発行者 ル・ロワ書店 発行年1841年 原画・ランテ 銅版・ガッティーヌ 文・ラ・メザンジェール

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
23.22 MB
ピクセル数:
2391x3393

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