マリオン・ド・ロルム Marion de Lorme

マリオン・ド・ロルム Marion de Lorme

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
154
撮影日:
2011/01/19
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(王妃・王女・愛妾)

マリオン・ド・ロルム(1611-1650)、本名マリ・ド・ロンはルイ一三世の時代に生きた有名な高級娼婦(クルティザーヌ)。法服貴族ド・バーユ男爵ジャン・ロンの娘として生まれた。才色兼備の少女だったが、家庭教師に妊娠させられたのをきっかけにアムール・ヴェナル(金銭を媒介した恋愛)の道に。ルイ十三世の「愛人」だったサン・マールという男の恋人になったため、枢機卿リシュリューが「強制介」入して、自らマリオン・ド・ロルムの恋人となり、サン・マールをルイ十三世のもとに返した。リシュリューの庇護を離れた後は、当時の高級住宅街マレ地区に文芸サロンを開き、王侯貴族や文人を招いて、サロン文化のもう一方の旗頭となった。コンデ公やコンチ公と親しかったので、フロンドの乱では逮捕される寸前だったが、その前に急死した。ヴィクトル・ユゴーの戯曲『マリオン・ド・ロルム』で後世にその名を残す。
出展 『才能、地位、美しさによって有名なフランス女性のギャラリー 全身像』《Galerie Francaise de Femmes Célèbres par leurs talens, leur rang ou leur beaute. Portrais en pied》 発行地 パリ 発行者 ル・ロワ書店 発行年1841年 原画・ランテ 銅版・ガッティーヌ 文・ラ・メザンジェール

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
23.22 MB
ピクセル数:
2391x3393

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料金:
円(税込)