シャルロット=マルグリット・ド・モンモランシー Charlotte-Marguerite de Montmorenci(y)

シャルロット=マルグリット・ド・モンモランシー Charlotte-Marguerite de Montmorenci(y)

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
153
撮影日:
2011/01/19
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(王妃・王女・愛妾)

シャルロット=マルグリット・ド・モンモランシー(1594-1650)はフランスの最も古く由緒あるモンモランシー公爵家の出身で祖父はフランソワ一世の親友だったアンヌ・ド・モンモランシー元帥。 マリ・ド・メディシスが宮廷で催した舞踏会で踊っていたシャルロットに一目惚れしたアンリ四世は、彼女の婚約者のバッソンピエール侯爵を呼び付けると婚約の解消を命じ、代わりに、コンデ家(ブルボン=コンデ公爵家)のアンリ二世にシャルロットと結婚するように勧めた。 というのも、アンリ・ド・コンデは佝僂病で同性愛者という評判があったからだ。ところが、アンリ四世がコンデ公に夫役を自分と「交替」するよう命じると、コンデ公は断固としてこれを拒否し、愛妻を馬に乗せるとそのままサンリスに逃げてしまった。あきらめきれない王は狩猟長に変装してストーカー行為を働いたが、それでもシャルロットが応じないので、強行手段に訴えようと決意した。恐怖したコンデ公は妻をつれて、当時スペイン領だったベルギーに亡命した。すると、王は二人を追ってベルギー国境まで兵を進め、スペインに宣戦布告しようとしたが、その直前、ラヴァイヤックに暗殺され、恋人奪回という目的を果たせず終わった。王の死後、コンデ夫妻はフランスに戻って幸せに暮らしたという。
出展 『才能、地位、美しさによって有名なフランス女性のギャラリー 全身像』《Galerie Francaise de Femmes Célèbres par leurs talens, leur rang ou leur beaute. Portrais en pied》 発行地 パリ 発行者 ル・ロワ書店 発行年1841年 原画・ランテ 銅版・ガッティーヌ 文・ラ・メザンジェール

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
23.22 MB
ピクセル数:
2391x3393

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