ディアーヌ・ド・ポワティエ Diane de Poitiers

ディアーヌ・ド・ポワティエ Diane de Poitiers

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号:
131
撮影日:
2011/01/19
クレジット:
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー:
人物(王妃・王女・愛妾)

ディアーヌ・ド・ポワティエ(1499-1566)はヴァロワ王朝第二代の国王アンリ二世の公式愛姫。サン・ヴァリエ城主でエトワール子爵のジャン・ド・ポワチエの娘。15歳で40歳年上のモルヴリエ伯爵ルイ・ド・ブレゼと結婚し、クロード王妃やエレオノール王妃に女官として仕える。1525年、パヴィアの戦いで敗れたフランソワ一世がカール大帝の捕虜となったさい、フランソワとアンリの二人の王子が父親の身代わりとしてスペインに幽閉されることとなったが、このとき、ディアーヌがアンリ王子を励ますために額に接吻したことからアンリ王子はディアーヌの記憶を胸に宿すようになったといわれる。 1533年、アンリ王子はカトリーヌ・ド・メディシスと結婚するが、このときには、カトリーヌとは遠縁の関係にあるディアーヌが夫を介して結婚に賛成の意を表したことが決め手となったといわれる。すでにこの頃から、アンリの心はディアーヌによって占められていたが二人が愛人関係となったのは1538年のことらしい。 1547年、フランソワ一世が没し、アンリ王子がアンリ二世として即位すると、ディアーヌはフランソワ一世の公式愛姫だったアンヌ・ド・ピスルーを追放、新王の公式愛姫として絶大な権力を振るうようになった。アンリ二世がディアーヌに贈ったシュノンソーの城は有名。1559年、アンリ二世が馬上槍試合で負傷し、落命すると、カトリーヌ・ド・メディシスによってシュノンソーの城から追放され、領地のアネの城に引退した。
出展 『才能、地位、美しさによって有名なフランス女性のギャラリー 全身像』《Galerie Francaise de Femmes Célèbres par leurs talens, leur rang ou leur beaute. Portrais en pied》 発行地 パリ 発行者 ル・ロワ書店 発行年1841年 原画・ランテ 銅版・ガッティーヌ 文・ラ・メザンジェール

サイズ・解像度

データ解像度:
350dpi
データサイズ:
23.22 MB
ピクセル数:
2391x3393

お見積り

利用目的:

利用目的は料金表をよくご覧ください。

解像度:
料金:
円(税込)