エロイーズ Heloise

エロイーズ Heloise

Photo by NAO KASHIMA(NOEMA INC.)

写真情報

作品番号：
102
撮影日：
2011/01/19
クレジット：
©NOEMA INC.JAPAN
カテゴリー：
人物（王妃・王女・愛妾）

エロイーズ（?-1163）は愛の往復書簡『アベラールとエロイーズ』で名高い。後に中世哲学最高の学者となるアベラールは、司教座聖堂参事会員フェルベールの姪エロイーズの家庭教師をしているとき、肉欲に突き動かされて関係を結んでしまう。姪の懐妊を知ったフェルベールは怒り狂って、人を使ってアベラールを襲わせ、局部を切断する。それから数年後、修道院にいたアベラールのもとにエロイーズからの手紙が届く。こうして、二人は手紙を介して愛と信仰について語りあうようになる。アベラールは1142年に63歳で世を去るがエロイーズはそれから20年余り生きて1163年に死去。遺骸はアベラールが眠るバラクレー修道院の棺に合葬された。大革命のさいにペール. ラシェーズ墓地に移されたが、そのとき頭蓋骨をもとにして二人の彫像がつくられた。出展の文章を執筆したラ・メザンジェールによると、エロイーズの顔はその彫像を参考して、服装は当時の資料から復元したという。
出展 『才能、地位、美しさによって有名なフランス女性のギャラリー 全身像』《Galerie Francaise de Femmes Célèbres par leurs talens, leur rang ou leur beaute. Portrais en pied》 発行地 パリ 発行者 ル・ロワ書店 発行年1841年 原画・ランテ 銅版・ガッティーヌ 文・ラ・メザンジェール

サイズ・解像度

データ解像度：
350dpi
データサイズ：
23.22 MB
ピクセル数：
2391x3393

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解像度：
料金：
円（税込）